2012年11月7日水曜日

ハートへのアプローチ

一月前に、小六の娘が風邪をこじらせて喘息の症状が出て来た。けれども、彼女は学校を休みたくなかったようで、喉のひどい痛みからきっと今迄のパターンだと熱が出る、と危惧しながら帰宅したある日、翌日の学校に備えて夕方から早くも寝始めた。

そうかそうか・・。もう大分前になるけど、学校が嫌で嫌で、毎日「休む!」と言っていた時期があった。色々なことがあったけれど、100%満足ではないにしても今、彼女の中で学校は、行くべき所になっている。それは大事なコトだ。母も協力しなくては。

折しも、数カ月前から仲良くなった女の子が、その週末の林間学校を最後に転校することになっている。知ったのは、前の週の終わり。淋しさに浸りながら最後に共に過ごす日々も、一週間しかない中で、一日でも休みたくなかったのだろう。

レイキをベーシックに、寝ている娘の背中や、苦しそうな胸、痛いという喉に手を当ててかける。第一から第三シンボルを順に。でも調子が悪い時は必ず、カルナレイキを使う。カルナの第一シンボルをかける。それだけで・・かなり精魂こめてがんばった結果・・幼稚園時代でも喘息で夜中にヒューヒュー行っていたのが治ったこともあった。カルナは本当に強力。自分の体調不良でも、犬の時でも使う。犬はとくに体が小さいのですぐに効いて結果が出る。

確かに、ウスイレイキだけ使うよりもパワフルでスピーディなのは恐らくカルナのユーザーは皆、実感出来るところだろう。

けれども・・あらら、何故か今日は効かない。目線を変えて、ウスイの第二シンボル、水や女神や慈愛の存在(観音様やマリア様、阿弥陀様など)に通じると言われている、サラサラと澱みを流すシンボルがある。それを使ってみる。娘がもっと小さいころ、風邪の症状によってはそのシンボルがよく効いた。とくに中耳炎や鼻炎など。サラサラと流れるから。。水に関係する疾患だから。。かもしれない。

けれど、これもまた手応えがいまひとつだ。うむむ・・・頭を真っ白にして受信体勢に入る。直感が来た。その日は木曜日だった。友人の転校を知ったのは前の週の金曜日。気丈にも、ショックを表に出したのはほんの数分のことで、あとは平然としていて母はビックリしていた。週末忙しく習い事で過ごして、友人の転校目前の一週間。月火水木・・あとは金曜日一日と、土日の林間学校を残すのみという段階での、風邪の悪化だった。

きっとこれは、ハートに関するものだろうと思った。我慢していた淋しさ、友人が去った後の不安、そして子供らしい林間学校への期待と不安と、そこで親しい友人と過ごす最後の時間について想い巡らし、行事への緊張感とともに色々な感情が交錯しているのだろう。。。と感じた。なので、普段は体調不良には使うことのない、カルナの二番シンボル、「ハート」に関係し、愛と調和をテーマとするシンボルを、ハートに直接入れてみることにした。

そのシンボルは、というよりカルナのシンボルは皆、立体的な光の幾何学であると個人的には思っている。とくにそのハートのシンボルはいつも、頭の中で立体化させて描くようにしている。それを、くるくると回転させながら(立体化すると回り出しそうな形状なので)娘のハートに入れていった。

ハートの中へ、どんどん小さくなったシンボルが入り込んでいく。もちろん色のイメージはピンク。ピンク色のシンボル、既に神聖幾何学となったシンボルが入り込んでハートで回る。ハートチャクラの旋回と共に、幾何学が回る。ピンクの光が溢れ出す。。。。。

それを何度か続けて、「うん」という満足感が来たところで止めた。レイキのヒーリングはいつもその「うん」が自然とやってくる。入れ過ぎてもいけないので、ここまでが程よいという知らせが感覚でやってくる。ラファエルと癒しの天使たちに、更にヒーリングをお願いしておいた。

翌朝まで眠りつづけた娘。
喉の痛みは減ったよう。ホント、以前ならばそれほどの喉痛があると、扁桃腺が大きいので必ず熱を出していた。母のヒーリングも確かにパワーアップしているけれど、本人も成長し、何より治したい、治りたいという気力を、自分が持っている事は大事なファクター。熱の心配は無さそうだ。でも感染した風邪菌は何か、レイキの反動として何かしらの動きをしているようで、顔色が悪かった。でも、気丈に出かけて行った。

そして元気になって学校から帰って来て、大きなリュックサックふたつの荷物をつくり、翌朝、5時に起きて駅まで自転車というハードな流れにも無事に乗った娘。駅で見送った後、その日も、あくる日も、遠隔でヒーリングを送った。都度、「大丈夫」という感覚とともに区切っていた。

一泊二日の旅から、元気に帰って来た彼女の話を聞いてみると、喘息症状は山歩きの最中でもあったし、夕食では鼻が通らずご飯の味が分からなかったとか・・まあ、よくその状態で行って来たものだという感じだった。ホント、レイキがなければ親も行かせないだろうし、本人も、諦めたかもしれない。私たち親子は、長年エネルギーワークや自然療法、クリスタルヒーリングで過ごして来たからこそ、こんな選択も出来た。それも今だから・・・だ。小さな頃はまだ、自然の力だけに頼るのは危険だ。すぐにお医者さんに連れて行って、薬も飲んでいた。

彼女も成長し、色々なことがあった。心身も大分、丈夫に気丈に成長してくれた。友人の転校のショックで引いてしまった風邪、そのことをじっと黙って受け止めようとしたことで久しぶりに出てきた喘息症状、それらを、その子と林間学校にどうしても行きたいという気持ちで、母のヒーリングに縋るという選択肢で乗り切った。出かける前に、「遠隔送ってよ」と念を押して出かけていた。

ハイハイ、と送り出した私も・・・ほんと、色々なことがあった今の学校に来てからの日々を想い巡らせながら、また一人、お友達が去って行ってしまうのだな、と・・娘のハートを労る想いで夜の宿舎へ、翌日の山歩きの道々へ、帰りの車のルートへ・・ヒーリングエナジーを送る時間を作った。そして母も少しは成長したのだろう。「ラファエル、力を貸して!ガブリエル、調整を頼みます!」なんて半ば必死で、以前は娘にヒーリングしたものだけど、

あんなに不調な状態で送り出しておきながら、絶対に大丈夫だという想いが強かった。そこには色々な背景があって、これまでのドラマがあり、詳細に語っていては長大になるので割愛。でもとにかくは、心配は何も生み出さない、宇宙は現時点の自分の意識が投影されたものを自分に返してくる、という所の、意識についての宇宙理論を、理屈ではなく実践として学んで来たことによる。縋るのではなく、設定するようになりつつある。

でも、天使にはしっかり、頼むところは頼んでおく。天使界とは常に仲良くしている。彼らはいつでも力を貸してくれる。自分なりの、こういう時はこの天使、という処方箋?がある。そういうことも、今後は書いて行くと思うけれども・・今日はこのくらいで。

このブログを作ろうと思ったキッカケは、この時の・・2012年9月末の娘へのヒーリングで感じたことの頭の中のメモだった。なので、今日はまずこれを振り返りながら、一番目の記事として書いてみた。レイキや石を生活に生かすことはもうかれこれ、8年以上前から続けて来た事だけれど、自分たちにとっては当たり前になっているこのライフスタイル、紹介することでお役に立てる事もあると感じて、通常のブログとは別に、何かあれば記録という感じで綴っていくことに。

ご参考になることがあれば、お役立て頂ければ嬉しいです。^^

Love and Gratitude,

Amari