2014年11月18日火曜日

朝のお散歩から



青空に映える、色づいた木々の葉たち。
青が在るから 赤が映える。

寄り添い合う木々たち。トーンの違う、高さの違う、種類の違う葉っぱが
互いを引き立て合う。常緑樹もよい味を出している。

「みんな違ってみんないい」(by みすず)

本当にそうなんだよ

違いを見つけて寂しがったり、他人のものを欲しがったり、自分を哀れんだり
燃やしつくせていない 過去の淋しさや 渇望感や 自責があるから
そんな心の動きが始まってしまう

お腹の中の古いもの、要らなくて重たい、辛くて冷たい もやついて煙たい
そんなものが完全に燃えてしまったら

人と比べることも 疎外感や淋しさを感じることも 自分はダメだと引き下がることも
必要なくなる。

自分の感情に出逢ったら、
状況を嘆くのでも 相手を責めるのでもなく
自分の中を覗きにいこうよ そんな勇気を持とう

ずっと続くように思うかもしれない時間も

幾らでもあるだろうと思うかもしれない出会いも

そんなに在るものでは無い。

掛け替えの無い 今という瞬間 ここという場所

自分の中の別の自分、淋しさや怒りや不調和を「ごはん」にする自分の
ささやきに負けないで。

今ここのすべてが、明日を作っていく。
だから今を 今という時の「実」を見つめて。味わっていこう。

自分の感情の中に飛び込む 勇気を持とう。

その向こうに、同じ現実が、
違う波長で広がる心地よい世界が、見えて来る筈だから。


Amari