2015年9月10日木曜日

『創世記』エピローグとして。




生まれて間もない人類=ホルス が 母イシスの首をはねた=天の血筋に背いた時

  イシス=シリウスの存在たち、人類の産みの親である母系のヒューマノイドたちは

  人類に失望し、またホルスの父系ヒューマノイドのDNA の影響による
  予測できなかったその堕落を収束させるべく

  父系DNA を封印し、無効にしようと試みた

  が、さらにそれも事態を複雑にし、失敗に終る。

  その歪みを狙って 別のヒューマノイド種族が自分たちのDNA を吹き込む
  また、未来の人類に通じる人々もまた、事態の改善を試みた

  ホルスが暴走するよりは・・と、母系種族の「神々」は、
  恐れを人類に植え付けコントロールしようとする宇宙存在たちの試みを静観した。
  人類の暴走・・・未知の事態であるために「神々」は危惧していたのだ。

  結果として、母である神を裏切り 父である神を失った人類は
  どこからともなく照射される「恐れ」というコントロールの支配下で数千年を
  生きることになる。

  かすかな愛の響きを、その胸で感じながら。

  哀しみや 嘆きに 守られながら。


  ホルスの攻撃はイシスの左首、左肩に傷を残した

  母なる遺伝子への 侵害と攻撃の証

  オリオン=オシリスと 光の統合を計ったイシスたちは
  プロジェクトの危機の中で 永遠の傷を負った

  ホルス=人類 の時代が始まり 神々は息をひそめる

  父と母の愛と叡智を継承しながら

  人々は「恐れ」の中に生きる

  眠ったように 争いながら。 わずかに 喜びながら。


イシスにより生み出されたホルスは 母を傷つけた

  シリウスの試みと染色体により生み出された人類は 自ら軌道を外れた

  見かねた宇宙の視点は、テクノロジーにより、短い生涯を生きる新たな人類の
  転生システムを考案した。その経由点は、アルクトゥルス。

  (『首をはねられたイシスに、トートが代わりに牛の首を置いた』とはそのこと)

  見守る愛は、ハトホル。=金星の先達文明。



分断され、イシスの手で復活されたのちに冥界に堕ちたオシリス(オリオン)は
  息子ホルス、つまり人類の中で自らのDNA が光を見た時に、真に復活する

  それが光と闇の融合

  人類はもはや そのような 宇宙存在にとっても稀に見る 偶然と必然の奇跡の
  可能性をもった受け皿となった。

  ホルス、エルフ、ケンタウロス、ニンフ、その他数知れずの試みの中で

  地球物質界でプロジェクトとして淘汰されず続いているのは

  人類のみである。

  END