生まれて間もない人類=ホルス が 母イシスの首をはねた=天の血筋に背いた時
イシス=シリウスの存在たち、人類の産みの親である母系のヒューマノイドたちは
人類に失望し、またホルスの父系ヒューマノイドのDNA の影響による
予測できなかったその堕落を収束させるべく
父系DNA を封印し、無効にしようと試みた
が、さらにそれも事態を複雑にし、失敗に終る。
その歪みを狙って 別のヒューマノイド種族が自分たちのDNA を吹き込む
また、未来の人類に通じる人々もまた、事態の改善を試みた
ホルスが暴走するよりは・・と、母系種族の「神々」は、
恐れを人類に植え付けコントロールしようとする宇宙存在たちの試みを静観した。
人類の暴走・・・未知の事態であるために「神々」は危惧していたのだ。
結果として、母である神を裏切り 父である神を失った人類は
どこからともなく照射される「恐れ」というコントロールの支配下で数千年を
生きることになる。
かすかな愛の響きを、その胸で感じながら。
哀しみや 嘆きに 守られながら。
ホルスの攻撃はイシスの左首、左肩に傷を残した
母なる遺伝子への 侵害と攻撃の証
オリオン=オシリスと 光の統合を計ったイシスたちは
プロジェクトの危機の中で 永遠の傷を負った
ホルス=人類 の時代が始まり 神々は息をひそめる
父と母の愛と叡智を継承しながら
人々は「恐れ」の中に生きる
眠ったように 争いながら。 わずかに 喜びながら。
イシスにより生み出されたホルスは 母を傷つけた
シリウスの試みと染色体により生み出された人類は 自ら軌道を外れた
見かねた宇宙の視点は、テクノロジーにより、短い生涯を生きる新たな人類の
転生システムを考案した。その経由点は、アルクトゥルス。
(『首をはねられたイシスに、トートが代わりに牛の首を置いた』とはそのこと)
見守る愛は、ハトホル。=金星の先達文明。
分断され、イシスの手で復活されたのちに冥界に堕ちたオシリス(オリオン)は
息子ホルス、つまり人類の中で自らのDNA が光を見た時に、真に復活する
それが光と闇の融合
人類はもはや そのような 宇宙存在にとっても稀に見る 偶然と必然の奇跡の
可能性をもった受け皿となった。
ホルス、エルフ、ケンタウロス、ニンフ、その他数知れずの試みの中で
地球物質界でプロジェクトとして淘汰されず続いているのは
人類のみである。
END